東南アジア圏で一大リゾートである沖縄本島の西海岸エリア。その中でも北谷町はビーチエリアの住宅地、リゾートホテル、ショッピング、スポーツ施設等の、日常（住宅）と非日常（リゾート）が交じり合い「オキナワ」と「アメリカ」を感じることができる特別なリゾートタウンとなっています。
100坪の土地に多様な生活スタイルに対応し、暮らしやすさをデザインした4タイプ11戸の邸宅を実現しています。
【プロジェクトの取組み】
①海への眺望を活かし、建物としてリゾートを感じるデザインとすること。
②生活する場、セカンドハウスとして訪れる場、投資物件としても価値の高い商品設計を行うこと。
③生活に彩を加えるリゾートを思わせるデザインとコンパクトながら開放感のあるプランとすること。

本物件は大型ショッピングセンターに隣接し生活の利便性は高い立地であるが、海への眺望は前面に3階建ての建物があり阻まれています。そのため1階の階高を4.9mとし、中間階でも眺望が確保できるように計画を行いました。沖縄県では、移動手段として車の利用が不可欠なため100坪の敷地に11邸分の駐車スペースを設ける計画としました。（駐車場率100%）
【デザイン・プラン】
① ホワイトをベースにした外壁色と沖縄特有の花ブロックでナチュラルで軽やかなデザイン
② 1LDK（50.87㎡）タイプは風が通り抜けるキッチン、3枚引き戸を開け放てば1ROOMとしても利用できるプラン
③ 2LDK（59.85㎡/61.52㎡）タイプは大きな出窓のあるリビング、海への眺望を楽しめるバルコニー、リビングと一体として利用できる洋室等ライフスタイルに対応できるプラン
④ 最上階の2LDK（63.22㎡）は1フロアに1邸で、住戸よりも広い67.85㎡の専用ルーフバルコニーを備えた特別なプラン
⑤ リゾートライフを楽しめるように全ての邸宅にトランクルームを設置

「ティアレ北谷シーサイド・アラハ」はアラハビーチまで徒歩3分、大型商業施設は目の前で徒歩30秒の距離にあり、沖縄本島でも利便性とリゾートを兼ね備えた希少な立地にあります。
モデルルームは設けずに現地周辺ではなく、弊社事務所隣地（浦添市）にサンプルルームを設け、広告はポータルサイトのみで営業活動を行い、販売開始から3か月と短期間で完売に至りました。この短期間で完売できたのも、北谷が沖縄屈指のリゾートタウンとしての魅力と注目度の高さがあり、居住用、セカンドハウス、投資物件と多岐にわたるニーズに合致した設計プランの結果と考えます。
また、100坪の敷地に11邸、人気のエリアでかつコンパクトリゾートマンションとしてプランした結果、坪単価205万円と北谷の物件としては最高値の価格設定でしたが、各部屋をコンパクトにすることで価格に割安感が出たこと、小規模ながら様々なニーズにつながる商品設計を企画したのも早期完売につながったと考えます。
これからも「生活の中でリゾートを感じる暮らしを実現する」ことをコンセプトに沖縄らしい企画を進めていきたいと思います。