厚生労働省の発表では世帯平均人数は２．３４人。この状況は近年日本の課題となっている少子高齢化による影響だけでなくいわゆる独り身、単身世帯が増加していることも数字を後押ししている要因であると考えられる。
さらに、現在も感染拡大している新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及や会社中心・人口密集地中心の
生活の見直しなどにより、日本人のライフスタイルにも大きな変化が生じつつあると考える。こうした変化を前に、当社は２階建て住宅以外の選択肢を増やすことが必要であると考え、ユニット設計を取り入れ納期の短縮にもこだわり価格を抑えた規格型平屋注文住宅「ＩＫＩ（イキ）」の販売に至る。
そして、最初の展示場に群馬県高崎市を選んだ。平成３０年の平屋率が２５．１%（当社調べ）に達するなど、事業開始にふさわしくまた新幹線で東京まで１時間以内というコロナ移住に最適な地域と判断した。

「シンプルでコンパクトな暮らし」をデザインの基軸に、住まう人のスタイルにフィットする間取りプランを揃えました。メインターゲットは『シンママ＆シンパパ・老夫婦・お一人様』。
スタディカウンターを標準仕様（リモート対応）、あらゆる方位に適応する各方位の玄関ユニット（６帖）により住宅の外枠を変えることなく、間取りブロックの配置換のみで自在に間取りを変更可能。
平屋は坪単価が割高で高額というイメージを、シンプル＋スマート＋効率的＋低コストによる無駄を省いた商品で、１７坪（約５６．２㎡）５９９万円（税込）～となり、月々の住宅ローン返済額１万円台から購入可能とした。
商品名の「ＩＫＩ」は、多様化、個性化する現代人にとって住まいに求めるものも多様化する中、かつて平屋が中心となっていた江戸時代に生まれた日本の生活美意識「粋」から、思いきり自分らしく、粋に暮らして欲しいという想いを込めた。

事業成果
令和２年８月２８日オープンより、毎月１００件以上の反響。ローコスト住宅として来場されたお客様からは、他社、大手と比較しても遜色ないデザインに感銘をうけ、契約に至ることが多い。
目的のシンママ＆シンパパ、老夫婦、お一人様の契約は当然増加しているが、高額所得層の来場も多い。別荘や収益物件として検討者も多い。
コロナ禍における、非接触型を積極的に配信しているため、多くのメディア（日経新聞やNHKほか）からの問い合わせがあり、さらに脱炭素に向けた取り組みを５９９万円（税込）からの家づくりで行うことで、評価が高い。
太陽光・蓄電池０円設置、定額電気代、オプションで県産材ヒノキのウッドデッキを４坪５０万円で提供。