アジールコート新高円寺
株式会社アーバネットコーポレーション
中高層分譲住宅部門 (ワンルーム事業)PDFダウンロード
東京メトロ丸ノ内線「新高円寺」駅徒歩7分に立地する投資用マンション。当初の土地購入時は2筆90坪、計画戸数41戸であったが、隣地買収交渉の結果、4筆161坪、総戸数64戸に事業規模を拡大するとともに不動産ファンドへの一棟売却により大幅に事業利益をアップすることに成功した。外観は妻側のタイル張りパターンを白、黒、グレーの3色の紐を編み込んだようなデザインとし、夜間には10階建の高さを活かした縦2列の間接照明を外壁部に点灯させ、人の目を引く地域のランドマークとなっている。
画像ギャラリー
事業コンセプト
アジールコート新高円寺は、東京メトロ丸の内線「新高円寺」駅より徒歩7分の青梅街道沿いに建つ総戸数64戸の投資用ワンルームマンションです。
商品企画
【デザインコンセプト】
計画地の北側を走る青梅街道は、いちょう並木の景観が印象的な街道であり、紅葉の季節になると地域全体が黄色く色づく美しい景観を持つ地域です。
弊社ではこれまで、モノトーンにこだわりスタイリッシュで飽きのこないデザインを追求してまいりましたが、本プロジェクトではこの独自性に加え、上記の青梅街道のいちょう並木の景観になじみ、しかしながら夜間は一転して地域のランドマークとなるような外観デザインにチャレンジしました。
具体的には、比較的間口の狭い青梅街道側では、妻壁のタイル貼りパターンを白・黒・グレーの3色の紐を編み込んだようなデザインとし、シンプルながらも緻密なパターンでさりげない美観をアピールし、夜間は10階建の高さを活かした縦2列の間接照明を外壁部に点灯させ、道行く歩行者、自動車、果てはJR中央線電車内からも視認できる光の塔として通行する方の目を留めています。
【エントランス共用部デザイン】
エントランスについては、内外を連続する柔らかな曲面壁で来訪者の視線を自然に建物内部へと導き、約2.8mの高い天井高を活かしたドレープ状の壁と間接照明が幾重にも重なり陰影を作るデザインとし、外部の光のラインと呼応するデザインを志向しました。
黒くゆらぐ鏡面タイルへの反射も合わせて、優雅さと高級感の演出を目指しました。
【プランニング・間取り】
本物件の敷地は南北に細長い形状であり、ブロックプランとしては交通量の多い青梅街道側は閉じて、静粛性に考慮しました。
また、全ての住戸をワイドスパンタイプの間取りとしました。25㎡台の単身用住戸についてもワイドスパンを活かし、対面キッチンのあるダイニング、独立しても使える洋室を備えた画期的なプランを採用し、40㎡台の1LDK タイプにおいても、ワイドスパンで開放感の高い間取りを採用しました。
事業成果
本プロジェクトは当初の土地購入時は2筆(約90坪)、計画戸数41戸の事業計画でした。
事業規模が比較的小規模であることから建築費も割高であり、収益性の乏しい事業であったため、収益性を向上させるべく、隣地買収交渉を行いました。
結果的に4筆、敷地面積約161坪、総戸数64戸まで事業規模を拡大させることに成功し、これにより多角的な出口への販売活動を行い、結果的に一棟売却を行うことができました。
このことにより事業の収益性を当初見込みより大きく伸ばすことに成功いたしました。
物件概要
事業主名 | 株式会社アーバネットコーポレーション |
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現場住所 | 東京都杉並区梅里2-25-12 |
企画設計 | 株式会社合田工務店 |
施工者名 | 株式会社合田工務店 |
工事竣工 | 令和2年10月12日 |
規模概要
敷地面積 | 532.74㎡ |
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延床面積 | 2,237.18㎡ |
住戸面積 | 25.60㎡ ~ 42.24㎡ |
構造規模 | RC造地上10階建 |
住戸総数 | 64戸 |