都内主要駅へのアクセスの良い小田急線「向ヶ丘遊園」駅から徒歩３分、急行停車駅であり、南武線との二線乗り入れのある「登戸」駅からも徒歩７分という駅近物件となっています。
現在、「向ヶ丘遊園」駅、「登戸」駅周辺では、多摩区の商業・業務の中心地区としてふさわしい街を目指し、区画整理事業が推進されており、向ヶ丘遊園跡地での施設が計画されています。
周辺でのマンション供給も少なく、将来性のあるエリアでの開発は、住まいとしての価値の創造、街づくりへの貢献につながると考え、ファミリー世帯向けの商品構成としました。
さらに「登戸アドレス」でのマンションは、地元住民からの人気が高いと判断し、地元住民をメインターゲットとした近隣エリアへの投函等の宣伝広告を行い、地元・周辺住民のお客様を呼込むことに成功しました。

発展を遂げる最中にある街「登戸」の新たなランドマークとなるべく、外壁はブラウン系とホワイト系のタイルを織り交ぜることで、重厚さと気品を併せ持つカラーリングに仕上げました。
全１１タイプの多彩なプランバリエーションを展開することで、様々なファミリー世帯のニーズに適合させることができました。
２９戸中２５戸が南西向きで、アウトフレームを採用することで明るく、開放感のあるリビングを実現しました。
廊下を短くすることで居室の面積を大きく取り、ウォークインクローゼットを配置する等、ファミリー世帯が暮らしやすい間取りに設えました。
ゴミ保管場所をアプローチに配置し、扉部分にも同じ意匠を施すことで、美観を損ねることなく、ゴミ出しの際の動線をスマートにすることができました。
セットバック部分の４、５、６階には、広々としたルーフバルコニーと屋上緑化を施し、最上階の６階の共用廊下はホテルライクなデザインにすることで、高級感を演出しました。

販売期間４か月（プレ２か月、契約２か月）での完売となりました。
当初、販売査定では周辺環境の観点から、ファミリー向きではなく、グロスを圧縮し、DINKSの販売という提案もありました。
しかし、商店街やスーパーなどの充実した周辺施設、「登戸アドレス」の地元住民からの評価の高さから、ファミリー世帯の住み替え等が期待できると想定し、当社の強みであるファミリータイプでの販売に至りました。
結果として、購入者の大部分が地縁のあるお客様であり、歩留まりも１３．９% と、見込んでいた地元・周辺のファミリー世帯を多く呼び込むことに成功し、平均坪単価２６８万円と周辺相場よりも高い価格であるにもかかわらず、早期完売に至りました。
本物件立地の地元住民からの評価を正確に判断できたことが成功に起因しています。
発展の最中である登戸地区周辺に住宅開発を行うことは、地域活性化の面で地域貢献につながったと考えられます。
４か月という早期完売による広告宣伝費の削減、自社設計・自社施工による建築工事費等の抑制を実現し、成功裏に事業を進めることができました。