ミオカステーロ都筑ふれあいの丘
山田建設株式会社
中高層分譲住宅部門 (中規模)PDFダウンロード
横浜市営地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘」駅徒歩2分の利便性に優れた住宅地に建つ45戸のファミリーマンション。開放的な眺望を備えた南側住戸はワイドスパンの 80~90㎡台の住戸で構成、コロナ禍に伴うリモートワークや家で過ごす時間が増えたため、仕事と暮らしを両立したいというお客様のニーズに応えた。YouTube動画の投稿など新しい販売手法に取り組んだ結果、周辺相場より高い価格にもかかわらず、8か月間で完売したことも高く評価された。
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事業コンセプト
横浜市営地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘」駅徒歩2分という抜群の駅距離でありながら、北側前面道路は遊歩道、南側は一種低層住宅専用地域と、住宅としての環境もよく、スーパーマーケットやドラッグストアも近く、人気のある学校区であることから、子育て世帯に需要があると見込み、メインターゲットをファミリー層としたマンションを開発いたしました。
駅からはフラットアプローチですが、高台に位置し、ワイドスパンの採用により開放的な眺望を実現しました。港北ニュータウンの市場分析から、広めの住戸を多く構成したことで、コロナウイルス感染拡大によるリモートワークの促進等に伴い、フレキシブルに使うことのできる居室を求めたお客様に評価していただきました。
「都筑ふれあいの丘」駅徒歩5分圏内での新築マンションは、約9年半ぶりの供給で、数多く港北ニュータウンで開発・分譲してきた実績を活かした的確な市場調査と商品開発により、地域の活性化に貢献していると考えます。
商品企画
内部プランは、晴れた日には富士山を望むことのできる、開放的な眺望を備えた南側を、最大8mのワイドスパン、広さは80㎡台~90㎡台の大きめの住戸で構成いたしました。
90㎡台の住戸を4LDKとし、部屋数の多い間取りにしたことで、『コロナウイルス感染拡大に伴い、リモートワークや家で過ごす時間が増えたため、自宅で仕事と暮らしを両立したい』というお客様のニーズにも応えることができました。
対して北側の住戸は比較的小さくし、グロスを抑えることで価格にバリエーションを持たせました。
建物の配置として、エントランスを遊歩道側に、自転車・バイク・自動車のアプローチを車道側に設けることで歩車分離を実現し、安全性に配慮した配置としました。
さらに、遊歩道側の入り口を、住宅のエントランスと店舗の廊下は一体としながら、階段を二つに区切ることで、入居者と店舗入店者のアプローチを分ける効果を持たせ、入居者の住宅としての快適性を確保いたしました。
外観は、遊歩道のレンガと調和させつつ、重厚感を兼ね備えた配色のタイル貼りとし、店舗のファサードも住宅部分と揃え、落ち着いた雰囲気に仕上げました。
事業成果
当初、西側の土地のみを取得しておりましたが、東側隣地を等価交換という形で取得いたしました。
それにより、ナロースパンでの計画を、ワイドスパンに変更し、魅力の一つである眺望を最大限引き出すことができました。
さらに、4LDKの住戸を取り入れるなど、港北ニュータウンで開発・分譲してきた経験と実績を活かした的確な市場分析によるお客様のニーズに適合させた商品を開発したことで、 266万円という、平均坪単価として周辺相場よりも高い価格で販売することを可能といたしました。
東側隣地の元所有者様が、等価交換で取得された住戸も、賃貸物件として人気があり、募集開始直後即満室となり、駐車場運営時より賃貸収入が大幅に増額したことで、大変ご満足いただけました。さらに、1階に設置した店舗も、募集開始後即入居となり、発展の最中にある、港北ニュータウンの駅前にふさわしい賑わいをもたらす建築として、地域のさらなる活性化に貢献できたと考えています。
販売期間がコロナウイルス感染拡大下であったことから、従来の手法に加え、電話営業・YouTube動画の投稿といった新しい方法に挑戦し、結果として、289件という、数多くのお客様にご来場いただき、8か月間で全戸完売いたしました。本物件を皮切りにその後のミオカステーロシリーズの販売手法として取り入れたことで、シリーズ全体の販売力の向上につながりました。
物件概要
事業主名 | 山田建設株式会社 |
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現場住所 | 神奈川県横浜市都筑区葛が谷13-4,5 |
企画設計 | 有限会社OKI建築事務所 |
施工者名 | 山田建設株式会社 |
工事竣工 | 令和3年2月2日 |
規模概要
敷地面積 | 813.24㎡ |
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延床面積 | 4,322.82㎡ |
住戸面積 | 58.28㎡~92.45㎡ |
構造規模 | RC造地上7階建 |
住戸総数 | 45戸 |