福岡大学×九州八重洲 住まいづくりプロジェクト
学生たちが本気で「住まい」を考え、実際の戸建住宅を創るプロジェクト
講義では知り得ない「実際の分譲地に家を建てる」という住まいづくりを学ぶプロジェクトを行いました。
もちろん完成に向けた建築工事と同時に販売も行い、実際にお客様にお住まいいただいております。
福岡大学工学部建築学科と九州八重洲株式会社は、建築を学ぶ学生たちに実践的な学びの場を提供することで、講義だけでは知り得ない新しい発見や実務ならではの知識を得てほしいとの想いからプロジェクトはスタートいたしました。知識＋実践により、建築の面白さ、大変さ、責任感を体感できるのではとの考えからです。

デザイン・プランニングに関しては、学生の意見を十分に取り入れるため、学生1～2名と当社の設計士1名をチームとして、4チームをつくりました。
チームで打合せを進め、学生がコンセプトを考え、図面を作成し、当社設計士がアドバイス、チェックを行うスタイルで行いました。
コロナ禍であったため、リモートでのやり取りがほとんどでしたが、コミュニケーションは十分取れ、夢にあふれたプランができたと思います。
プレゼン後は、実際に販売する中でのコストの面、法的な面等、再度変更はありましたが、コンセプト、基本配置を活かし進めていきました。

①将来に向けた設計士の育成支援
体験に勝る学びはありません。感動を得ることで、もっと建築にかける想いが深まります。

②学生たちの若い感性で新しい住まいの創造
事業として行っている設計士への刺激になります。学生にとっては感動になり、社員にとっては気付きになります。

③地元企業が人材を確保するための新たな取り組み
他にはないプロジェクトを実施することにより会社を知っていただけます。形だけのインターンシップではなく、本当の意味での職場体験です。