Komichi no 小町 古河市下辺見6期7期
ケイアイスター不動産株式会社
戸建分譲住宅部門 (中規模)PDFダウンロード
小学校や買い物施設が多い充実した環境の中にある南北2方向に接道した全12棟の整形地のプロジェクト。競合他社との差別化を図るため、街で子供を育てる「街育」の発想のもと、住民間の交流が自然と行われる小路を各敷地に配置し、建物間の死角をなくすことにより防犯面で安心感をもたらした。小路に車が進入できない計画により、子供の遊び場ともなり、大人も子供も安心の街並みをデザインした点が高く評価された。小路にドローンを飛ばして撮影した「散策動画」にも多くの反響があった。
画像ギャラリー
事業コンセプト
本地は小学校や買い物施設も多く、充実した環境の中にある南北2方向接道の整形地である。
競合他社が多い中で明確なコンセプトで差別化を図った。
子育て世帯が多い地域であることから、街で子供を育てる「街育」の発想のもと住民間交流が自然と行われる仕組みを街に施した。
具体的には街並みに小路を張り巡らせ各棟のアプローチを兼ねた共有地とした。
小路を介して挨拶などの交流が生まれ自然とコミュニティが育まれることを目指した。
日常の何気ない交流が震災など有事の際の互助につながると考えている。
本物件は弊社商品の中でも特異なコンセプトであったため、販売担当者と綿密に打合せを行い、本物件のコンセプトをご理解いただけるお客様をターゲットに集客・商談を実践した。
小路にドローンを飛ばして動画撮影を行った「散策動画」は多くの顧客の興味を引いた。
弊社において従来にないコンセプトと共有地の新しい形を見出すことのできる事業となった。
商品企画
南北2方向の接道を擁する本地の特徴を活かし、街並みに枡目状に小路を配した。
従来では境界と建物「間」でしかない土地が、「小路」という特別な空間に変わる。
建物と建物の間の死角がなくなることで防犯面でも住民の安心に寄与する。小路に車の進入はできない計画のため小路は子供の恰好の遊び場となる。
大人も子供も安心の街並みをデザインした。建物間取りは小路につながるように計画している。
南道路の区画は北側に坪庭を設け、和室等から坪庭を経由して小路につながっていく。
古河市は江戸時代の城下町であり街の随所に古き良き時代の面影を残す。
その街並みに調和する建物をベースに、植栽や街灯りによって四季折々の小路の風景を創出した。
事業成果
◆事業の成功度
ネット公開からおよそ半年で完売。
◆事業の社会的評価
立地条件も良く反響数42件と注目度も得られた。そのうち来場34件と歩留まりも良かった。
◆消費者ニーズへの適合性
共有地のある物件は過去に何度か事例があり、プライバシーや持ち分の点でネックがあり販売が長期化する傾向があった。
その点本事業の「小路」という共有地はお客様にも受け入れられて半年で完売に至っている。
◆事業コンセプト反映度
街並み景観の仕上がりも良く、特別感のある分譲地に仕上がった。お引渡し済みのお客様からも、コンセプトと街並みデザインへの共感を得た。
物件概要
事業主名 | ケイアイスター不動産株式会社 |
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現場住所 | 茨城県古河市下辺見字東畑2477-16 ほか |
企画設計 | ケイアイスター不動産株式会社 |
施工者名 | ケイアイスター不動産株式会社 |
工事竣工 | 令和3年3月18日ほか |
規模概要
敷地面積 | 192.85~211.11㎡ |
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延床面積 | 108.47~115.92㎡ |
構造規模 | 木造軸組工法2階建 |
住戸総数 | 12戸 |